別会社を作って節税対策はできるのでしょうか?
こんにちは。
『フロンティア総合会計事務所』の税理士の本山です。
12月も残すところあとわずかですね。
忘年会に参加させて頂ける事が増え、体重と体調管理を気にしながら
日々の業務に取組んでいます!(笑)
あとは、年末まで走り抜けるのみですね!
さて今回は、
『別会社を作って節税対策はできるのでしょうか?』
についてお話します。
経営者の方には、会社をいくつか持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜ1つの会社だけではないのでしょうか?
その理由は、会社によって様々です。
会社の業種が全く違たっり、業種は同じだかメインの会社をサポートする会社であ
ったリなどがあります。
では、既存の会社と別会社を作ることでの節税とは
いったいどういうことでしょうか?
代表的な節税メリットとしては3点あげられます。
① 消費税の節税
→ 別法人の設立から約2年間消費税を免税の期間を取ることができます。
② 法人税の節税
→ 会社の利益を分散することで、低い税率で課税を受けることができます。
③ 別の会社でも役員退職金
→ 退職金を別会社でもとれます。
退職金は節税効果が大きいので、その退職金を2回取れるのは
大きな節税といえます。
ただし、メリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットとしても代表できなものとして3点あります。
① 会社設立費用が、株式会社の場合に約30万円程度かかる。
② 毎年の地方税が、8万円かかる。
③ 事務処理の業務量が増え、税理士コストが上がる。
まずは、別会社を設立させる理由を検討することをお勧めします。
次に、メリットとデメリットを比較して、長期的にメリットが大きくなる場合には
別会社の設立を検討されてはいかがでしょうか。
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所 税理士 本山 秀和
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