第3弾 あなたも会社をつくってみませんか
こんにちは。『フロンティア総合会計事務所』の
伏石です。
前回は、仕事の内容(目的)・会社の住所(本店)に
ついてのいくつかの 決め事をお伝えしましたが、
今回は、 会社の決算期についてお話ししたいと
思います。
会社の決算期とは、会社の1年間(12か月)の
収入・支出を計算し、利益又は 損失を算出する
会計期間の末日の ことです。
決算期を決め方としては
① 会社設立日による決め方
これは会社設立をした前の月を決算期にする
タイプです。
例えば、12月2日が会社の設立日であれば設立の前の月
つまり、11月末が決算期と決めるタイプ
です。
② カレンダーイヤーに合わせる決め方(1/1~12/31)
個人事業者は元々この期間しか選択できないため、
個人事業から法人成り される方は、引き続き
このタイプにされる方が多いです。
③ 国の会計年度に合わせる決め方
3月末が決算期となる、日本の上場企業に
多いタイプ です。
④ 業務の状況を考慮に入れた決め方
これは業務の忙しい時期を避けて
じっくり決算作業を しよう、というものです。
例えば、小豆島のそうめん製造業者さんは、
冬から春先にそうめんを製造して、
夏シーズンに販売して在庫が無くった 状態で
決算を迎えたいとのことで
8月を決算期にすることが多いと聞きます。
決算書類作成や法人税納付期間は
決算期から2か月後に なりますので、
営業状態の暇な時期を予想して決める ことも
考慮に入れるのも良いかもしれません。
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所 伏石 哲也
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