融資・借入

雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す

さて、今回のテーマは「倍返しだ!」で

お馴染みの半沢直樹の名セリフ。

 

「〇〇は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」

 

 

〇〇…そう、銀行さんのお話です!

 

 

雨の日に傘を取り上げ?? 

晴れの日に傘を貸す??

 

 

やってることは、ちぐはぐなんですが

これがいわゆる「融資」になります。

 

 

ざっくり言うと「必要な時は貸してくれず、

不必要な時は貸してくれる」ということになります。

 

 

これは別に、銀行さんが意地悪をしているわけではなく

 

必要な時=会社がうまく回ってないとき

不必要な時=会社がうまく回っているとき

 

というパターンが多いんですね。

(設備投資とかで必要になる時はまた別問題です)

 

 

銀行さんにとっての利益は、お金を貸し付けた利息になります。

 

 

つまり

回収できそうな先にはどんどん貸したいし、

回収できそうになければ貸したくありません。

 

 

昔から言われている

「必要なくても借りれる時に借りたほうがいい」

というのはここからきてますね。

 

 

じゃあ自分が必要な時(銀行は貸したくない時)

はどうやって借りるのか?

 

それは「銀行が貸したくなる状況」を作り上げることです。

 

 

先ほども言いましたが、銀行は回収できる状況ならば貸したいと思っています。

 

 

なぜお金が必要なのか。

そのお金で何をするのか。

それによりどれくらい儲かるのか。

 

 

つまり現在の状況と将来の予測を

伝えることができれば、融資が通りやすくなるということです。

 

 

 

これは開業時でも同じことが言えます。

 

開業時は今までの業績が見えない分、銀行さんも慎重に判断しようとします。

 

 

どんな事業をはじめるのか。

どれくらい儲かるのか。

初期投資がどれぐらい必要なのか。

 

 

もし2人の社長が居て、

前者は何も説明できない、後者は全て説明できるなら

後者の方が有利な条件で借り入れをすることができるでしょう。

 

 

仮に800万円を、利率3%と5%で

10年借りた場合の返済総額は
150万円ほどのの差がでることになります。

 

 

 

 

借入を行う時は事前準備をしっかりと行い、

少しでも自分に有利な条件で借り入れができるよう気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

香川県高松市の税理士・会計事務所

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