コロナ渦と住宅ローン減税
さて、昨年から引き続き、
新型コロナの影響があちらこちらで聞こえていますね。
紅白歌合戦は異例の無観客、
初詣も初売りも人出は少なめ、
箱根駅伝の沿道も例年よりぐっと人の数が減っていました。
そんな中ですが、税金面では
お得な方面に影響がでている部分があります。
それは、「住宅ローン減税」です!
この制度は、大まかにいうと
住宅ローンの年末残高の1%の金額が、
10年間、毎年返ってくる制度です。
実はこの制度、消費税が10%に上がったことの
反動をマイルドにしようと、「期間限定で」
10年間から13年間に延長されていたんです。
当初は、2020年末までの入居を条件として、
「期間限定で」13年間に延長されていました。
ですが、
新型コロナの影響で住宅需要が激減しているため
『2021年9月末までの契約であれば13年間の減税を受けられる』
ことになったのです!
この「プラス3年間」をあなどることなかれ、です!
例えば、住宅を購入して、10年後に
ローン残高が1,500万円だったとします。
毎年100万円ずつローン残高が減っていくとしたら、
15万円+14万円+13万円=42万円
の税金が、多く返ってくる計算になりますね!
(※あくまで概算です。)
本当なら、42万円多く返ってくる制度は
先月末に終わっていたのですが、
新型コロナの影響で今年の9月の契約までOK、
と延長されたわけです。
我が家も、新築して6年。
毎年、年末に住宅ローン減税の恩恵を受けています。
年末にかけて現金が戻ってくるのって、本当に助かるんです!!
クリスマスもあるし、お歳暮もあるし、
お年玉も準備しなきゃだし、
初売りにもいきたいし、、、(切実っ・・・涙)
この恩恵を受けられるのも、あと4年、
カウントダウンの始まりです。(遠い目、、、)
そんなこんなで、私個人の実生活からも
「プラス3年間」は魅力的だなと感じています。
新築を考えていた方は、
「コロナだから、もうちょっと先にしようかな」
と内向きにならず、「ラッキー!!」と思って
制度の活用を検討してくださいね★
新年にはなりましたが、2021年、
やはり新型コロナのいろんな影響が心配されます。
そんな中でも、少しでも皆さまが前向きになれるお得な情報がありましたら、
随時お知らせしていきたいと思います(^^♪
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所