出張旅費規程を作成し、節税をしましょう
皆さんが仕事で県外へ出向くとき、
現地で宿泊することも多いですよね。
その交通費と宿泊代、誰が負担していますか?
当然、会社が負担していると答えますよね。
では、現地での昼食、夕食代は?
現地の協力会社へのお土産代は?
懇親会費は?
このように、出張にかかる費用は
旅費以外にも意外と多いものです。
こういったお金をまとめて慰労費とも
言いますが、意外とこの慰労費に関しては
出張した役員や社員が自腹で支払っている
ケースも多いのです。
ただ、出張旅費規程をきちんとした手順で
作成しておけば、そういった慰労費も
あらかじめ金額を設定したうえで、
経費として認めることができます。
以下、メリットとデメリットです。
【メリット】
・今まで自腹で支払っていた慰労費が、
会社の経費になる(節税に繋がる)
【デメリット】
・毎回、出張旅費精算書をきちんと作成し、
保管しなければならない
・社長のみならず、社員にも日当を支払う
必要がある
また、デメリットの社員への日当ですが、
これは考え方次第でメリットに繋がります。
ちょうど今年、
働き方改革が日本中を駆け巡っていますが、
従業員の出張にも日当が出るとすれば、
これは働くことへのモチベーションに
繋がるでしょう。
従業員のモチベーションアップは、
ひいては会社の業績向上にも繋がります。
節税にも繋がり、会社の業績向上にも
繋がるかもしれない出張旅費規程、
ぜひ皆様の会社でも導入してみて下さい。
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所