支払った経費が返ってくる!?
会社を設立・起業したときに
一番気にかかることってなんでしょう?
売上でしょうか?それとも利益・・?
それらも大切ですが、まずは資金繰り!
ある程度は予測して資金を準備(又は借入)
されているとは思いますが、
足りるかな?まわるかな?と日々心配されている
と思います。
そこで今回は借入ではなく
『ある条件を満たした時にお金が貰える制度』
についてご紹介したいと思います。
①キャリアアップ助成金
こちらは従業員の方の賃金をアップしたり、
正社員雇用に変更した場合に貰うことができる
助成金です。
6ヵ月以上雇用していることや
賃金が〇%以上増額している等、
細かな条件があるものの、アルバイトの方を
正社員として雇用する際に使うことができるため
目にする機会の多い助成金となっています。
場合によっては
1人あたり70万程の助成金があるため、
その方のお給料が負担できることも・・?
②ものづくり補助金
こちらは企業間でデータ通信を行い
営業力を強化したり、新商品開発のための
機械装置を設置した場合などに
受けることができる補助金となっています。
企業間の通信が必要であるため
1社では申し込みできなかったり、
新商品についてアピールの必要性があったり
通すことが難しい補助金にはなります。
ですが、
金額が500万や1,000万と高額なため
委託業者に頼んででも申し込みをする会社が
多いです。
③IT導入補助金
こちらはITツールを導入した際に使える補助金
となります。
(飲食店のセルフオーダーシステム 等)
以前までは最低30万円の支払いから補助金を
申請できましたが、2019年からは
最低80万円の支払いからしか申請できなくなり
少しハードルが高くなっています。
ただし、
飲食店についてはセルフオーダーの導入により
人件費削減+注文量の増加 に繋がるので
初期からの導入も検討の余地ありです!
こういった助成金・補助金は知っているだけで
経費が返ってくるチャンスとなります。
基本的に、お支払い→後日入金 という
流れになるため一時的に資金は流出しますが、
当初から計画してた経費が戻ってくるのであれば
資金繰りもぐっと楽になりますね。
最後に注意点をお伝えします。
助成金や補助金の中には『公募期間』と呼ばれる
期間が決まっているものが多々あります。
これらは国から予算がでたタイミングで
応募ができるようになり、
予算が無くなった段階で応募が締め切られます。
何か大きな支出をするとき、何か物を買うとき、
もしかして今って応募できるんじゃ・・?
と確認することが助成金(補助金)をゲットする
第一歩です!
我々が納めた税金により
こういったサービスが成り立っていますので
しっかり活用していきましょう!
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所