第2弾 あなたも会社をつくってみませんか
前回は、① 会社の名前(商号)について
いくつか決め事をお伝えしましたが、今回は
② 仕事の内容(目的)
③ 会社の住所(本店)
についてお話ししたい と思います。
② 会社の仕事の内容(目的)とは、
「何をする会社なのか」を対外的に明確にするものです。
主たる仕事の内容とは別に、将来の事業展開として
いくつかビジョンを お持ちの方は、現在の会社法では、
大ざっぱに何個でも仕事の内容を 記載できるようになっています。
例えば、飲食業を営む計画がある会社が、
全く別業種の建設業や宿泊業、 運送業を
仕事の内容として挙げていても構いません。
実際に事業として営業しなくても大丈夫ですので、
可能性があるものは 事業目的として記載することができます。
③ 会社の住所(本店)とは、事業を営む場所を示します。
一般的には自宅や 賃貸オフィス、工場を
本店所在地に選ぶ方が多いです。
実は、会社の住所の定めには不思議なことがあり、
実在する住所地であれば そこに会社がなくても、
選ぶことが可能なのです。
これは、個人の本籍地の定めと似ているのですが、
例えば、「東京都千代田区大手町1-1-1」というように
実際にその場所で、事業を営んでいなくても
日本の中心地に 会社をつくることは、制度上可能です。
ただし、現実問題としては、税務署からの郵便物が届かないとか、
対外的な利害関係を考えると非現実的な話になりますが・・・。
前回と今回で、会社をつくるための
3つの決めごとについてお伝えしましたが、
次回は、もう少し具体的なお話しをしたいと思います。
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所