複数人で会社を設立する場合
さて今回は、法人設立する前に
確認しておきたいことについてです。
複数の個人事業主が、
一つの会社を設立することになりました。
今まで別々に頑張っていた
ご夫婦や、ご友人などです。
では、さっそく設立準備を…
の前に、少しお待ちください!
大事なこと忘れていませんか?
それは、消費税についてです。
では、以下の例でみてみましょう。
個人事業主のAさんとBさん。
〈Aさん〉
・課税売上が毎年1,000万円以上
・消費税納める義務あり
〈Bさん〉
・課税売上が毎年1,000万円以下
・消費税を納める義務なし
この2人が法人を設立することに。
2人の売上が1つにまとまると、
法人の売上は毎年1,000万円を
超えることになります。
そうなると、特別な場合を除き
設立3期目からは
消費税を納める義務が発生します。
個人事業主のままだと
消費税を納める義務が無かったBさん。
法人成りすることにより、
Bさんの売上についても
消費税を納める必要が出てきました。
900万円の売上だと
ざっと67万円の消費税です。
結構大きいですよね。
2人の売上は本当に
まとめる必要があるのか?
それとも
法人と個人で、外注費を使うなどして
うまく節税できないのか?
法人設立前には、今の状況も踏まえて
しっかり検討する必要があります。
少しでも疑問をお持ちの方、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
私たちがベストな方法をご提案いたします。
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所